同業種転職してみて

同業種転職してみて

こんにちは。コンテンツビジネス本部、制作グループの山口です。
今年の春に中途で入社して、もうすぐ半年が経ちます。

前職ではテレビ番組の制作現場で主に制作デスクとして働いており、現在は銀座オフィスでプロダクションマネージャー(PM)としてオンエアプロモーションの制作に携わっています。


「オンエアプロモーション」についてはこちらのブログを↓
入社して半年経つタイミングでブログの担当が回ってきたので、
転職して感じること、コスモに入社してよかったことを振り返ってみたいと思います。

前職との違い

PMは“業務の範囲が幅広い”ということ。
現在私が関わっているプロジェクトのPMは、スケジュール調整などのデスク業務の他、納品映像のチェックや、スタジオ収録準備、収録時のカンペ出しなど、テレビ番組制作でいうところのAD、AP、制作などの業務を担っています。
テレビの現場では、それぞれの業務を分担して行うことが多かったので、入社直後は、こんなマルチタスクをこなせるかな?と不安が大きかったのですが、前職でデスク業務を行いながら、人が足りなければADやAPとしても動いてきた経験を今の業務に当てはめ応用したり、前職で使用していたWordやExcel、編集ソフト系の基本的なPCスキル、映像に関する基礎知識(フレームレートや音に関する知識)を今の業務と紐づけることができてきて、前職での経験が役に立っているなと感じます。

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(とはいえ、新しく覚えることが多く気がつけばメモ用ノートが3冊に)


働き方について

オンエアプロモーションは、月に約200本の映像を制作する必要があり、スケジュール管理が重要です。毎月、制作リストが出た段階で、1ヶ月分の予定を全て組み、業務にあたります。
ディレクターもPMも、それぞれがマラソンランナーのように納品までのペースを考えながら動いているなと感じます。(前職では放送日ギリギリまで取材や収録が当たり前、全力疾走!だったので余計感じるのかもしれません)
同じプロジェクト内にPMが複数名おり、わからないことがあればすぐに相談できる環境と、別プロジェクトを担当しているスタッフとも月数回あるオンラインミーティングでコミュニケーションが取れるのも心強いです。
よくネットでPMは「激務」などと書かれる職業ですが、企業のお休みに合わせて土日にしっかりとお休みがとれて、休日の予定が立てやすいところも転職してよかった点です。

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(早く退勤できた日にスタッフと雑談しながらキラキラした銀座を歩いて帰るのがちょっとした楽しみです)

他にも感じることはありますが、長くなるのでこのあたりで・・・

最後に、個人的に今の業務で楽しい!と思う部分は、より1フレーム、1音の「重み」を感じられるところです。
プロモーション映像は約30秒という短い時間の中で、視聴者の興味を引かなければならないため、
映像も音も細かく調整します。
ポスプロ立ち会い時、ディレクターが1フレームの映像や、効果音の質感にまでこだわっているのを目にすると、入社半年経ってても毎回感動してしまいます。
PMは直接映像演出に関わる職種ではありませんが、今感じている感動や楽しさを忘れずに、これからも業務に関わっていきたいと思います!

拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。

Text by
コンテンツビジネス本部
制作グループ山口 マリエ