
Job introduction 営業・プロデュース職
コンテンツビジネス本部(営業)
プロデュースグループ マネジャー
松岡 利春
たくさんの出会いがプロデューサーの財産
- 経歴
- 2021年から(株)コスモ・スペース(現(株)IMAGICAコスモスペース)に転籍。CM・WebCM等の制作に携わる。
お客さまの要望とディレクターの思いを
両立させることが責務
お客さまからお仕事をいただく営業的な役割と、制作における企画立案や予算、スケジュール、クオリティの管理をするのが主な職務内容になります。
お客さまが納得するもの、求めているものを作るのは大前提ですが、個人的にはディレクターを始めとするプロジェクトチームのメンバーがやりたいことをいかに実現するか、どう咀嚼してお客さまを説得するかが腕の見せ所だと思っています。その案件に関わるスタッフが、やりがいを持てる場に整えることがプロデューサーの重要な仕事ですね。
営業は基本的に既存のクライアントから継続的にいただくスタイルです。最近は代理店を介さない直案件も増えていますし、同じ会社の違う部署をご紹介いただいたり、お客さまの転職先から新しい依頼を受けることが多いです。だからこそクオリティの担保や、やりやすさを感じてもらえるように、この人にまた頼みたいと思ってもらえるような働きをすることが大事だと思っています。
業務の流れに関しては、撮影がなければ休みは基本的に土日です。コアタイムは普通のビジネスマンと同じで、9時半始業の18時半が定時。職業柄、昼間はクライアントやスタッフとの打ち合わせが多いので、資料や見積り、スケジュールや企画書作りといった作業は夕方からがメインですね。
頼られる存在でいることが誇り
どんどんコミュニティが拡がる喜び
この仕事は人から頼りにされてなんぼだと思っていて、この人に頼めば何とかしてくれるとか、この人とやる仕事は楽しいから一緒にやりたいとか、この人にお願いすると良いものが作れるとか、そんな風に思ってもらいたくて毎日頑張っています。
お客さまだけじゃなく、案件ごとに協力してもらう外部スタッフもそうです。自分からの仕事の依頼は受けたいと思ってほしい。そうやって気持ちよく仕事ができるコミュニティがどんどん拡がっていくのが嬉しいですし、元々映像を作るのが好きで始めた仕事ですが今はそうした人脈作りの方が生きがいになっているかもしれません(笑)。
だからか、苦労を苦労と感じないというか…。毎回違う人との出会いがあって、毎回違うできごとがあって、大変と言えば大変なんですがそれを辛いことだと思ったことはないですね。人と人が繋がって作品ができていく、その過程が毎回楽しいです。
「人と関わることが好き」で
好奇心に素直であれ
映像の知識とかはそんなに必要なくて、それよりもむしろ「人と関わるのが好き」とか「コミュニケーションが好き」ということが一番大事なんじゃないかなと思います。僕もそうですけど、この仕事していると毎回本当にたくさんの出会いや気づきがあって、そのすべてにワクワクするんです。皆さん自分にはないものを持っている面白い人たちばかりだから。そんな自分の内側から湧き出る好奇心に素直であれば、楽しく仕事ができると思います。
究極、映像じゃなくてもいいんです。映像会社ですけど(笑)。自分でやりたいことや作りたいものを提案して人を巻き込んで売り込むことができれば、それでいい。
いろいろなことに興味をもって挑戦していくバイタリティーさえあれば、大きなチャンスがもらえる環境だと思います。
自分を大きく見せる必要はない
潤滑油となってフィニッシュまで責任を持つこと
プロデューサーとして大切なことは、やはり責任感ですかね。
仕事を受けた以上は良いものを作らなければならない。もっと良くするためにはどうしたらいいか、もっと円滑に仕事を進めるためにはどうしたらいいか、スタッフが動きやすくするためにはどうしたらいいかっていうことを常に考えています。プロデューサーが思考を止めちゃうと、スタッフの手も止まっちゃうので、しんどくても考え続けて動き続けることが大事なんだろうと思います。
極端な話、僕自身がその課題について十分に理解できていなくても、この人とこの人を会話させてそれで物事が進むのであればそれでいいと思うんです。案件の流れがどこかで滞っているのだとしたら、そのポイントを見極めて、解決する場をセッティングできるかどうか。すべて自分で何とかしようとするのではなく、全体が気持ちよく流れるように視野を広く持ってアシストすることがプロデューサーに必要な力だと考えています。
国際的イベントをプロデュースするチャンスも
小さな興味もやがて自分のフィールドに
各プロデューサーによって得意とするベースはありつつも、それに捉われずに映像ならどんな分野でも関われるのがIMAGICAコスモスペースの大きな強みです。僕はCM案件が多いのですが、「ミュシャ展」のようなイマーシブ映像コンテンツを作ることもあります。空間演出とCMって、同じ映像でも全く違うんですよ。考え方も進行も。でもそれらが同時に経験できちゃう、柔軟で恵まれた環境ですね。
一番の思い出はアスタナ国際博覧会のお仕事です。お仕事をしなければ関わらなかったであろうアスタナの文化や空気に触れ合えたのはとてもいい経験になりました。
応募者に向けてメッセージ
一般的な映像会社は制作職(PMなど)を経てからプロデューサーになることが多いと思いますが、IMAGICAコスモスペースでは別のグループとして独立しているので、プロデューサー(営業)もアシスタントから採用しています。異業種から果敢に挑戦される方もいるくらい、懐の深い職場だと思います。映像の枠に囚われず、やりたいことを実現するために会社を利用するくらいの気持ちで、一緒に面白いことをやりましょう!